淡路島の夏の味覚・鱧(ハモ)

2019年5月19日
寿司一の鱧料理

新緑が目にしみる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?

早くも夏日が続き、関西では、今年の夏も暑くなるとの予報が。。。今年もしっかり体力をつけ、暑い夏を乗り切らなければなりません。そんな夏に、食べたくなるのが、関西の夏の風物詩・鱧(ハモ)です。

鱧(はも)は「梅雨の水を飲んで美味くなる」と云われる様に、6月から8月に旬を迎えます。
特に京都では、昔から鱧が好んで食べられ、「祇園祭」は、別名「鱧祭り」とも呼ばれているくらいで、この時期になると、鱧の落としや、はも寿司などが出回ります。

このように鱧が関西の夏の風物詩となったのは、ある理由があったことをご存知ですか?

淡路島から京都へ、王朝文化の中で華開いた食文化

ハモは驚くほど生命力が強い魚で、まだ輸送手段・冷蔵手段の発達してない時代、淡路島近海で獲れたハモが、一昼夜かけて京都まで運ばれてもまだ生きているほどでした。その為、新鮮な海の幸が手に入りにくい夏の京都で、ハモは大変貴重がられたのです。

もともと骨が多くてそのままでは食べられない雑魚とされたハモでしたが、「何とかしてこのハモを美味しく食べたい」という京都の人々の思いがやがて“骨切り”という技術を生み、今では関西の夏の風物詩ともいえる高級食材となっていったのです。

淡路島の郷土料理・鱧鍋(はもなべ)

いわば、都の王朝文化の中で育まれてきたハモ料理ですが、産地である淡路島では、またひと味違った楽しみ方があります。
それが淡路島の郷土料理「鱧鍋(はもなべ)」です。

もともとはハモ漁師の間で食されてきた鱧鍋は、鱧と同じ時期に旬を迎える淡路島玉ねぎをたっぷり入れ、鱧の旨味と玉ねぎの甘みをしゃぶしゃぶで楽しむ、淡路島の海と山の出会いもの、島の恵みを存分に味わえる一品です。〆には鱧の旨味と玉ねぎの甘みが溶け出した出汁にそうめんを加えて。

是非、夏バテ予防に産地ならではの鱧料理はお楽しみください。
ご予約はお早めに!

鱧(ハモ)料理コース ¥6,500円(税込)
(ハモの子の玉〆・湯びき・ハモ鍋(ソーメン付)・天ぷら・デザート)

鱧(ハモ)料理コース ¥8,640円(税込)
(ハモの子の玉〆・湯びき・お造り・ハモ鍋(ソーメン付)・天ぷら・ハモ寿司・デザート)

鱧(ハモ)料理コース ¥10,800円(税込)
(ハモの子の玉〆・湯びき・お造り・ハモ鍋(ソーメン付)・天ぷら・ハモ寿司・ハモの照り焼き・デザート)


鱧料理一人鍋 ¥1,620円(税込)より
(お一人様でもお楽しみ頂ける鍋になります)

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